広告物の落下事故は,あなたの会社やお店の信用も落とします

   
             屋外広告士 池 永 光 男
 町には様々な看板があります。デザイン的に優れたもの・
目立つだけの看板・新しいもの・老朽化したもの、安全基
準はどこにあるのだろうか? 大丈夫だろう新しいから、な
んて思っていても、実は古い看板の上に被され下地の取り
付け具合が判らない状態かも?
 昨年2 月に札幌での突出した看板落下事故により、一気
に屋外広告物の安全性に注目が集まりました。屋外広告物
の安全と点検をテーマとし、国土交通省担当窓口の指導の元、
業界全体で具体的施策実施に向け活動を行っています。
屋外広告物規制の必要性……カンバンから景観広告へ
 近ごろ各市町ではルールを定めているところがあります。
防府市では、あるような無いような? それは交差点付近を
見れば一目瞭然!確かに広告物は店舗の所在や商品などの情
報を宣伝し、町の活気や賑わいを演出するには欠かせない
ものであるが、良好な景観・風致の維持・危険防止を考え
なければと思う今日この頃です。


          佐々木 伸 治
 平成23 年7 月に山口の地に赴任して以来、早いものでも
うすぐ5 年になります。
 入社以来27 年間勤務地は3 度変わりましたが、ずっと家
からの通勤をしていましたので学生時代以来の一人暮らし
となったわけです。
 単身赴任で一番面倒なことはやはり食事ではないかと思
いますが、最初は山口市の独身寮に入ることができ、朝夕
の食事を寮母さんが作ってくれたので何の不自由もありま
せんでした。
 しかし防府営業所に赴任し、市内のアパートを借りたため、
この3 年弱はもっぱら外食とコンビニ弁当ばかりとなりま
した。
 この原稿を書いていてふと気になったので、この5 年間
の人間ドックの結果表を見て目を見張りました。なんとこ
の5 年間で体重が5kg も増加していたのです。少し増えて
きているなとの印象はあったのですが、1 年目から着実に
増加しているのを発見して、何か単身赴任と因果関係があ
るのかと思いますが、やはり食事が一番影響しているので
はないかと思います。
 自炊でも始めようかと真剣に考えているところですが、
何分料理が大の苦手とあって未だ調理器具がありません。
有るのは電気ポットとトースターだけです。 
 今のうちに少しでも経験しておけば老後の備えとなるか
もしれません。
 あとやはり帰省は結構負担になります。私の家は東広島
市で、山陽道志和インターから約10km のところにあるため、
片道約150km 、時間にして1 時間45 分と割と行き返りは苦
にならないのですが、農業があるため、しょっちゅう帰ら
なければなりません。
 特に夏場は田んぼの畔の草刈りのため、毎週帰っている
状況です。典型的な中山間地域で圃場整備を行ったため法
面が半端なく大きくなりました。
 若いころと違い無理ができないので、毎週末のどこか半
日をノルマにしています。半日を4 回行うとやっと全ての
草刈りが終了となりますが、1 カ月もすると最初に刈った
ところが伸びてくるため、また最初に戻って刈らなければ
なりません。
 今年もいよいよその時期になり、少し憂鬱な気分ですが
へこたれず頑張ります。
 それ以外はこれと言って不自由はなく、これからも単身
赴任を満喫する予定ですので、防府ロータリークラブの皆
さん引き続きよろしくお願いします。


          弘 中 貴 之
 平成27 年4 月2 日「子どもの未来応援国民運動」発起人
集会が総理官邸で開催されました。これは「子どもの貧困
対策に関する大綱」( 平成26 年8 月閣議決定) に基づき、
子どもの貧困対策を、国民の幅広い理解と協力の下に「子
どもの未来応援国民運動」として展開していくため、関係
各界からの発起人が一堂に会したキックオフイベントです。
 この「大綱」により、ようやく「都道府県子どもの貧困
対策計画」の策定が始まりました。いま、生まれ育った環
境によって、教育の機会が得られずに将来の可能性が閉ざ
されてしまう子どもたちや、健やかな成長を育むための衣
食住が十分確保されていない子どもたちが増えています。
2012 年には、日本の子どもの貧困率は1.63%を記録しており、
これは子どもの6 人に1 人は貧困という計算になるのです。
明日の日本を支えていくのは今を生きる子どもたちです。
貧困の連鎖によって、子どもたちの無限の可能性の芽を摘
むようなことは決してあってはならないのです。
 浄土真宗の宗祖である親鸞聖人は「一切の有情は皆もっ
て世々生々の父母兄弟なり」と示され「我々も含むすべて
の生きとし生けるものは、永劫におよぶ生死流転のなかで、
いつかは親子となり兄弟となり、または夫婦となったかも
知れません。もしくはさとりの立場から見れば、我々すべ
ては仏の子として見えることでしょう」とお話しされました。
そこには、すべての人々を分け隔てる事のない、平等と同
胞の思想に貫かれています。
 「地域の子どもは地域が育てる」という標語があります。
子育ては、親だけが担うことだけではないと思います。分
け隔てなく子どもたちを育てることは、未来の日本を支え
る人材を育てる事でもあります。全ての子どもたちが自分
の可能性を信じて前向きに挑戦し、未来を切り拓いていけ
る社会にすることが、今を生きる私たち大人の責任です。
 子どもの成長を社会全体で支え喜び合いましょう!!