コペンハ−ゲン国際大会(2)

国際ロ−タリ−直前理事 南園 義一

コペンハ−ゲンでの第97回国際大会は、6月11日から
14日まで開催されました。今年の国際大会の参加者は
、約1万4000名と推測されます。
予定よりは少ないと思いますが、概算で日本からは1331名、
アメリカ4895名、スエ−デン739名、デンマ−ク1106名、
フランス405名、イギリス329名、ドイツ270名、アジアでは
韓国306名等となっています。
6月11日の朝、7時から9時まで、ベラセンタ−の大会場で
日本人親善朝食会を開催しましたが、7時にならないと
扉を開けないので、日本のロ−タリアンの方々が到着
されても会場に入れず、大分、心配しましたが、永冨稔
地区ガバナ−や防府クラブの原俊雄元会長、家本哲夫
防府ロ−タリ−クラブ会員、そして他の地区の皆様の
協力で開会以後スム−スに終了しました。
日本からの参加者は約700名近くになり、約40名近い
外国からの来賓の皆様の評判も上々でした。
御協力頂いた沢山の皆様に、心から感謝の意を表したいと
思います。
開会式は11日の午後から夜に掛けて3回行われました。
国際大会の本会議場に円形の舞台を作り、観衆はその周りを
取り巻いて観るという面白い装置でした。
開会式の余興は北欧らしい興味あるものでしたが、
1つは有名なハンス・クリスチアン・アンデルセン物語
笑いと涙に溢れる物語の展開は参加ロ−タリアンの
皆さんに深い感銘を与えました。
2番目は北欧で名高いバイキングの寸劇でしたが、
バイキングは強い社会意識を持ち、平等主義的な社会を
英国やヨーロッパ中に広め、ロ−タリ−の理念と共通する
ものがあると言う劇でした。
最後は、デンマ−ク・スエ−デンの「心をひとつに」と
題するコンサートでしたが、デンマ−クの伝統的な民族音楽
スエ−デンの近代的音楽の演奏が行なわれ、とても、印象深い
開会式でした。
本会議の最中にもっとも感銘深い議事は、会長指名に関する
クラブからの提訴の問題で、ダクタ−マンRI元会長の見事な
司会で議事が進められましたが、予想通り、それに関する
RI理事会の決定に賛成の判定が下りました。
矢張り、国際ロ−タリ−の民主的な良識と判断は正しい
ものでありました。
会期中に沢山の分科会やパネル・ディスカッシオンが行われ
ましたが、私は、「地雷除去のロ−タリ−活動」の部門に招待
されて、パネリストとして参加しました。
その中で、国際ロ−タリ−のロ−タリアン・アクシオン
グループとの関係について話をし、日本では、1昨年、
第2680地区が行った地雷除去キャンペン活動も紹介しながら、
人道的奉仕活動の重要性を強調いたしました。
閉会式での「蛍の光」の大合唱は何時も感激させられます。
これからの、益々の活動を祈って、感激の坩堝の中で、
皆さんと別れを告げて帰って来ました。
来年、2007年のソートレイクでの国際大会に一緒に参加しましょう