最近感激したこと

          
               河村高志  
 
 今年の1月に入会して早や3ヶ月、
ようやくメンバーの皆さんの顔と名前が
一致するようになり、まだまだ緊張する
ことが多いが、多少ながらも防府RCの雰囲気
というか、カラーにも慣れてきた、という
感じの今日この頃である。
 そんな中、3月10日にRI第2710地区G3のIMが、
次の日11日に創立50周年記念事業「防府を謳う」
が開催された。入会して初めての本格的な大き
な事業だった。IMでは、「森は海の恋人」という
演題で記念講演が行われ、講師の畠山重篤さん
の海に対する熱い思いや子どもたちに対する情熱
が強く感じられ、90分が短く感じた大変面白く、
すばらしい講演だった。また里山整備事業報告
では防府RCの映像を駆使した発表はインパクトが
あり、内容も分かり易く、さすが防府RCは違う
という感じだった。
 次の日の「防府を謳う」には合唱団の一員
として参加したのだが、合唱組曲佐波川を歌い
始めて8年。オーケストラとの共演は初体験なので、
とても楽しみだった。いつもは流れるようなピアノの
伴奏での合唱なので、オーケストラの腹に響く
伴奏には、また違った感動を覚えた。今まで
山口市民会館やアスピラートのステージに立った
ことはあるが、公会堂では、職場対抗歌合戦以来
のステージで合唱では初めてだったので、会場
いっぱいの人の前で歌うのは気合いが入った。
合唱組曲佐波川の最後の歌「佐波川賛歌」を
歌い終わり観衆の皆さんから拍手をもらったとき
は本当に涙がこぼれるかというくらい感激した。
会場の皆で「ふるさと」を歌うときのなんとも
いえない達成感は忘れられない。このような
素晴らしいイベントに参加させて頂き本当に
有難うございました。また、このような事業
をされる防府RCの素晴らしさと凄さを改めて
感じた。そしてご縁あって私はそういう団体に
所属しているんだ、メンバーの一人なんだと
いう誇りと責任感が湧き始めている。
 人は感激すれば、変わるという事を実感
した2日間だった。