社会奉仕委員会今年度の方針

    
 
       担当理事 澤 田 健 規
 
 「飢餓と食料」柳会長の提唱されるクラブテー
マをCLPという手法を用いて、実践していくこ
とが社会奉仕委員会の果たすべき役割だと思い
ます。
 社会奉仕委員会では、里山・竹林の整備、保
全を今年度も継承してまいります。
 実は、社会奉仕委員会の取り組みで重要な活
動がありますのでご紹介いたします。それは「青
少年の健全育成」に関することです。「社会を
明るくする運動」「薬物乱用防止活動」「防犯
トロール」への参加です。
 青少年が職業倫理観のある人間として育成し、
安定した職と収入を得、生計を営むことが出来
てこそ「飢餓と食料」の救世主となりえるもの
と思います。
 ここで、8月9日に行われた「社会を明るくす
る運動」中学生スピーチコンテストの模様をお
伝えいたします。
 テーマは社会を明るくするためにと青少年の
非行防止についてです。市内11校の各校1名の発
表でした。いじめや万引きなど身近な問題から、
マスコミを賑やかす凶悪犯罪、そして、インタ
ーネットや携帯サイトなど今日的問題について、
警鐘を鳴らしてくれました。どの生徒も私たち
親や大人社会に対しての痛切なメッセージでした。
 最優秀を受賞した右田中学校3年生柳井珠美弥
さんの「傍観者の存在」からのメッセージ。「だ
めだよ」「してはいけないよ」と小さな出来心
のときに声を掛けてあげられる友達や家族の存在。
その友達や家族が傍観者になってしまったがた
めに、悲しい事件が起こってしまっている。と、
伝えてくれました。
 彼女は最後に自分もがんばるから皆さんも傍
観者にならないで欲しいと強く訴えてきました。
古きよき時代の日本を回想し、「向こう三軒両
隣」のお互い様の精神も発表されました。
 同席した野口委員長と共に、目頭を熱くしな
がら聞き入ってしまいました。奉仕するわれわ
れロータリアンの良い指針となりました。
 なお、RCC委員会については本日(8月19日)の
合同例会にて、実況生中継といたします。