ロータリー・リーダーシップ・研究会の現状

          南 園 義 一

 昨年、「ロータリーの友」12月号に「ロータ
リー・リーダーシップ研究会(RLI)に参加しよう」
という論文の掲載をお願いしてから、約半年の
月日が経過しました。その間、いろいろな方々
から沢山の御意見を伺いました。
 
 ロータリー・リーダーシップ・研究会(RLI)は、
ロータリーの友にも書きましたように、ロータ
リーを理解し、ロータリーの目的をしっかりと
把握した一人一人のロータリアンが、自発的に
自分自身の自覚を持って活動し、ロータリー活
動を活性化して行く事を願う、世界的な多地区
合同プログラムです。
 私の友人であり、RLI委員長のDave Linnet
からの手紙によりますと、現在、既に、全世界
で192の地区がRLIの活動を展開して居り、間
もなく200の地区になるだろうと知らせて来ま
した。
私は、日本でのRLI活動は、日本の独自性を生
かして、例えば、職業倫理と奉仕活動や米山奨
学生活動等も取り入れて、日本の特殊性と独自
の文化の香りを加味した活動を展開して行こう
と考えています。
 幸い、日本の地区では、第2750地区(東京)、
第2830地区(青森)、第2710地区(広島・山口)、
第2770地区(埼玉)が熱心にRLI活動を開始し
ており、パート?、パート?、パート?等、各
コースの研修が次第に実施されています。
 私達の第2710地区は、本年2月1日に「パー
ト?」の研修セミナーを実施し、当クラブの大
村俊雄クラブ研修委員長にも参加して頂きまし
たが、その後、当クラブ内でも、ロータリー財
団を中心にした研修を実施しました。
 その後、参加された方々の評価を伺いながら、
5月31日の「パート?」は、川妻二郎パスト・
ガバナーを中心にして、今後の研修を実り多い
ものにするよう計画中です。
 私は、東アジア地域のRLI責任者も承っており、
英国のバーミングハムの国際大会の時に並行して、
6月24日にRLI世界総会が開催されますので、
黒田正弘RI理事エレクトと一緒に出席する予定
です。情報があればまたお知らせします。
 今後、わが第2710地区内はもとより、日本の
他地区でも一人一人のロータリアンを中心にし
た研修が更に広がり、ロータリーが益々活性化
して行くことを願っています。皆様の御理解と
後協力をお願い致します。