防府ロータリークラブ創立55周年を迎えて!

             2004-2006年RI理事
              南 園 義 一
 
 1957年5月14日に創立され、6月5日付けで認証
された防府ロータリークラブは、本年で創立55
周年記念を迎えた。
 防府ロータリークラブ創立の頃は、1905年2月
23日にポール・ハリス他3人のロータリアンで発
足した「ロータリー」が活動開始後50年を経て
「ロータリーの綱領」も確立し、「4大奉仕部
門」も本格的に活動をはじめて、ロータリー財
団の国際親善奨学生制度が緒に付きはじめた時
代である。
 クラブ創立当初には、ロータリー財団のポー
ル・ハリスフェローも始まり、ロータリーの奉
仕活動が地域社会や青少年活動に向けられはじ
めて、インターアクトやローターアクト活動も
開始された。
 1963年には防府ロータリークラブが提唱した
防府商業高等学校のインターアクトクラブが発
足した。まさに日本全国で3番目の快挙であっ
た。
 以来、防府ロータリークラブの奉仕活動は進
展し、創立周年毎に記念事業も行われて、その
成果は地域社会の中に着実に浸透してきた。
 1991年、クラブ創立35周年には、国際社会に
も目をむけ、従来、行われてきた青少年交流活
動を更に広げて、アメリカ・ミシガン州モンロ
ー市との高校生交換事業を開始し、防府市とモ
ンロー市との姉妹都市交流までに発展した。
 本年度、防府ロータリークラブは、井藤憲彰
クラブ会長はじめクラブ会員の熱意で、創立55
周年の記念事業として「新世代の人たちの夢を
育てる」プログラムを行うことになった。
 55周年記念の記念事業として沖縄興南高校
我喜屋優先生や平成19年のグループ3・IMで講演
された畠山重篤氏の「東日本大震災復興への提
言」、それに岡村定矩・法政大学教授の「天文
学について」等の記念講演も予定されている。
 この度の記念事業は、地域の未来を担う新世
代の人たちに若者の夢を聞かせ、未来への希望
と自信を持たせるために、心に残る、素晴らし
い「防府ロータリークラブ・55周年記念事業」
になることを期待している。