最近特に気になる事

             金田 練二郎

  8月23・24日熊本市を中心に一泊二日の旅行
に参加して来ました。
 現在、熊本市の昼間人口は約75万人を超え、
博多〜熊本〜鹿児島と九州を代表するバランス
の取れた大変活気の有る街の一つです。
 この様な【魅力ある街】に接する度に、山口
県の将来が気になるのは皆さん同じではないで
しょうか ! ?
 山口県の総人口は、昭和33年に162万3千人で
ピークとなり、その後減少し、昭和45年には
151万1千人になりました。
 昭和40年後半からは増加に転じ、昭和60年に
一旦は160万人台に回復したものの、その後は
再び減少し続け、平成22年国税調査では145万1
千人となり、平成17年の調査時より4万1千人の
減と成っています。
 本県の年齢階層別構成比は全国と比較し、50
歳を境に年齢が高くなる程層が厚くなり、「第
2次ベビーブーム」世代を含む50歳未満の年齢
層が薄い構造と成っています。
 これらの数値を診るに付け、防府RC50周年
記念事業の一環で訪問したベトナムの年齢階層
別構成比の50歳未満構成比が50歳超を遥かに上
回り、多くの邦人企業が若い安定した労働力等
を求めて進出を加速させている状況は、本県の
〔超高齢社会=65歳以上人口割合28%超〕〔65
歳以上のほぼ2人に1人は75歳以上の後期高齢者
に陥った実態を考えると、現在、県・市町村並
びに商工会議所等各種団体があらゆる角度から
定住人口増加策等を推進している結果が、20〜
25年後に具現化している事を祈らずにはおれま
せん。
※2040年の山口県推計人口は全国平均を大きく
上回る26%減の約107万人となり、15歳以上
65歳未満の生産年齢人口構成比は51%まで減
少すると見込まれています↓↓↓