第21回RI第2710地区ガバナー杯親睦野球大会

   佐々木 崇

 3月28日から始まりましたガバナー杯親睦野球
大会、私は入会し2回目の参加となりました。前
回は緊張のため何も出来なかったことを思い出
しました。
 1回戦、2回戦、3回戦と勝ち進み、4月5日の決
勝戦マツダZoom-Zoomスタジアムで出来ると
大変喜んでいましたが、雨の為延期。意気消沈
の中、花見例会を大いに楽しみました。
 4月29日、防府では幸せますフェスタを開催中
の中、決勝戦呉市二河球場で行いました。対
戦相手は鞆の浦RC、今まで勝ったことも無い強
敵との決勝戦です。今回の大会は1番センターを
任されました。
 程よい緊張感の中試合が始まりました。先攻
鞆の浦、先発の橋本さんがナイスピッチング
で初回を0点に抑える。後攻の我ら防府RCは1番
の私がセンター前ヒット、そして先輩方の活躍
で初回に2点先制、そして2回にもう2点追加、気
持ちの中で勝てる、この試合勝てるぞっと思っ
た瞬間アクシデントが。監督が怪我?のためリ
タイア。
 交代要員が少ない防府としてはとても痛い、
痛すぎる交代。試合の流れが変わったのか、あ
れよあれよと点を取られ同点、そして逆転され
序盤余裕を持っていた私、そして諸先輩方の顔
色もどんどん青ざめていく。
 極めつけはセンターライナーこれを取ったら
もう一度流れが来るかもしれないっと思ったそ
のとき私の足が無常にも絡まる。気付いたら顔
に芝生が、ボールはセンターフェンスへ転々と
転がる。何が起きたのか、自分でも分からない。
情けないことにこけていたのだ。慌てて起き上
がりボールを追いかけるが相手に追加点をあげ
る大惨事。
 自分の中では、この一連の動作がスローモー
ションのようだった。そしてこの大会密かに優
秀選手賞を狙っていたことが音を立てて崩れた
瞬間でもあった。
 試合も9対5で負けてしまった。準優勝は出来
たがとても悔いの残る試合となった。秋の保田
杯そして次回のガバナー杯には自分の納得でき
る試合をしたいと思います。