防犯パトロール  藤 津 宗 久  

      
 先日、10月14日午後6時半防府駅前交番集合に
て、防府警察署、防府歓楽街対策月間に伴う恒
例の防犯パトロールを致しました。
 今回は、RCC・あすなろ地域社会共同隊からも
3名の参加をいただきました。総勢11名でした。
 午後6時半より神崎 保防府警察安全課長、並
びに、奥村刑事第二課長よりお話しをいただき
ました。
 午後7時、交番前で集合写真を撮り、その後、
防府駅前周辺、繁華街を防府警察署生活安全課
のご指導の下、パトロール致しました。
 小雨の中、小一時間パトロールしましたが、
昔と違って、若い人の警察官に対する対応が、
またその逆も、友達のような感覚で、非常に驚
いたという会員のご意見もありました。
 また、ゴミ箱はあるのですが、たばこの吸い殻、
ファーストフードのゴミ等、目に付きました。
一通り、駅周辺を見回り、交番に帰り着き散会
となりました。
 私が、感じたのは、「日本人の恥」の認識の
低下です。昔は、家庭で子供は、両親、祖父、
祖母等から、しっかり、躾というものをたたき
込まれたものです。1945年の敗戦後は、日本人
としての誇りもなく、何処かの國の属国になり
かけています。
 縦の構造が崩れ、横の構造が無視され、なあ
なあの関係の社会になっています。学校でも、
会社でも同じです。義務は行わないが、権利は
主張するという世界です。
 今、日本国内では、毎日のように血なまぐさ
い事件が新聞、テレビを賑わしていますが、や
はり、家庭や学校教育に問題があるように思え
てなりません。
 また、哲学者や、高学歴者の無宗教化が進ん
でいますが、如何なものでしょうか?いろいろ
お考えがお有りになるのでしょうが、「我」の
世界に執着し、単なる「我が儘」になっている
のでは無いでしょうか。自分がまるで、「神」
に成ったと勘違いしておられるのでは無いでし
ょうか?