フランス・リ−ルのRIゾーン研究会 RI理事 南園 義一

今年、10月14日から16日までフランス・リールで開催されたRIゾーン研究会に出席しました。　リールはフランス北部、ノール地方の中心地で17世紀に建てられたフランドル・ルネッサンス様式の古い建物の見られる街に近代的な公園や施設が見事にバランスを保って居る素晴らしい工業都市です。

ロ−タリ‐のゾ−ン研究会は、ヨ−ロッパのフランス、ドイツ、フランス、オランダを含んだゾ−ン10Bからゾ−ン14の範囲の地区のロ−タリ−の指導者が600−700名参加し、とても盛会でした。
研究会は沢山に分科会やワ−クショップが行われましたが、私は、その中で、「2005−06年度のサービスプロジェクト」の分科会を担当し、水、疾病、識字等の問題について、約1時間にわたって、討論の司会を致しました。
言葉は、主にフランス語、英語ですが、英語が公式の為、殆んど英語を主体にし、次いでフランス語が使われ、イタリア、ドイツ語の同時通訳がなされるという状態でした。

私は、ヨ−ロッパのロ−タリアンのロ−タリ‐に対する意識に非常に興味があったのですが、意外に、日本のロ−タリアンの意識と同じで、ロ−タリ−の根本理念である倫理と哲学的な意識は充分に持っており、その重要性について共鳴し、印象深い思い出になりました。

最後の夜の晩餐会は歴史的なルネッサンス風建築で有名な旧商工会議所のホールで開かれ、本格的なヨ−ロッパ風のもてなしを受け、とても感激しました。