理想的なクラブ活性化の条件

     
         国際ロ−タリ−理事 南園 義一
基本的事項
◆ 何故、私達はロ−タリアンなのか、もう一度、話し合おう。
◆ クラブ会員同士で“心の友”になろう。
◆ クラブ活動に会員がより多く参加し、共通の夢と感激を味わおう。
◆ クラブの棚卸をし、クラブの組織や活動内容を新鮮な目で見直す。
◆ クラブの組織や委員会を効率化し、簡素なものにする。 
◆ クラブの運営や将来について、全ての会員が意見を述べる。
チャンスを与える
◆クラブの年毎、或いは長期(3年位)の活動計画をたて、
 目標達成のため   により多くの会員の協力を得られるようにする。
◆ 会員増強に努力し、又、継続的に将来のクラブを指導する人を育成する。
◆ 会員は国際的な視野を持ち、地域社会への奉仕、貢献を忘れない。
◆ ロ−タリ−財団や米山奨学会へ協力し、積極的に参加する。

               ※
全般
 ※ ロ−タリ−の理念と綱領そして奉仕部門の重要性を理解し、
   全体をバランスよく実践している。
 ※ 国際ロ−タリ−のテーマをよく理解している。
 ※ 地区内の指導的モデルクラブとして卓越したクラブ活動を目指している。
 ※ ロ−タリ−に於ける全ての活動に会員は意欲的である。
 ※ ロ−タリ−のバッチを何時も付けている。

出席
 ※ 年間平均90%以上の出席率を目指して、出席は当然の義務と考えている。
 ※ 会員のためにも、ゲストの為にも、年間の例会変更を安易に行わない。

親睦
 ※ 全会員がロ−タリ−の基本である親睦と奉仕を常に心得ている。
 ※ 親睦活動が活発で、しかも和やかである。
 ※ クラブ内に全員の心の交流がある、派閥は絶対に作らない。
 ※ 会員が声を掛け合う、挨拶を良くし、名前を呼ぶ比率が高い。
 ※ 会員の配偶者、家族の誕生日、記念日に例会に出席して貰って、親睦を高める。

例会
 ※ 何時も他人から学ぶ姿勢で例会に臨んでいる。
 ※ 例会中の私語はしない。
 ※ 例会中、話の前後に大きく拍手する会員比率が70%以上である。
 ※ 例会中のクラブ会長の挨拶は、ロ−タリ−に関することに重点を置く。
 ※ 他のクラブをメ−キャップした体験を時々クラブで報告している。
 ※ 例会の卓話に青少年交換学生、財団学友や米山奨学生を招いている。
 ※ 四大奉仕についてそれぞれ年間最低1回は30分のクラブフォーラムを
  実施している。
 ※ 例会の卓話の講師は、クラブ内外の比率を良く勘案して決定している。

プログラム
※ 全会員が関心を持てるような例会のプログラムを実施している。
※ 例会プログラムや奉仕プログラムはマンネリ化せず、会員と良く相談し、
  前例主義にならないように工夫している。
※ 「ロ−タリ−月間」にはそれぞれの具体的なプログラムを行っている。