創立50周年めでたし

           近 藤 宏 一
 去年の今頃は、防府ロータリークラブ創立50
周年記念関連の諸事業が、大村会長以下会員諸
兄の力強い支援のもと進行中だったが、今、思
い返してみても、よくやったなー…と思うので
ある。
 50周年事業に先立つ前年にはRCC地区大会
の引受け、更に廣政ガバナー補佐選出に伴うI
M開催引受けなどに続いてのクラブ創立50周年
記念事業だっただけに殊更にその感慨が深い。
 そして50周年事業の卓尾を飾ったのがベトナ
ムへの国際奉仕事業だったが、この事業も本当
に素晴らしい企画だったと思う。
 防府RCは、これまで地区の国際奉仕関連事
業への参加は、古くは岩村博士のネパールにお
けるBCG接種事業の支援関連、また、バリ島
ダマンRCへの婦人検診車贈呈事業など、間接
的には地区のWCS関連事業など多々あった
が、防府RC単独での国際奉仕事業はモンロー
との国際交流関係以外には無かったからであ
る。
 そして、時あたかもCLP導入の時期とも重
なり、CLPでは殊更に広報活動の重要性が唱
えられているなかでのベトナム訪問は、50周年
記念事業の卓尾を飾る事業でもあっただけに、
私は是非大々的に広報して欲しいと願ってい
た。
 大村会長にも直接そのことはアピールした
が、ベトナムへ行ってみてわかったことだが、
この事業はすでに他のRCも行っていた事業だ
そうで、そんなに広報価値が…などと聞いて残
念だが仕方が無いか…と諦めていた。
 時期的にもロータリー年度末に行われたこと
もあり、新年度の息吹きのなかで、関係者各位
お疲れさま…まあ広報は仕方が無いか…と。
 ところが、今年の「ロータリーの友2月号」
に、中谷 泰君の寄稿文が掲載されているでは
ないか。さすが、前年度最終例会で広報活動で
表彰を受賞しただけのことはある…との実感が
湧き大変嬉しかった。
 中谷君にも大村君にも直接この慶びは伝えた
が、これで50周年事業にも立派なビリオドが打
てたと改めて思う昨今である。
 終り良ければ総べて良し。これで50周年記念
事業に大きい花が添えられた・・・と喜んでいる。
会員諸兄ともども本当にご同慶の至りである。