毎日が修行です

 
        会長 渋 谷  正 

 6月16日の例会で、08〜 09年度柳会長が1
年間を振り返って、30分間すばらしいスピーチ
をされました。柳会長は、自己の職業にピッタ
リのRIの三大重点テーマのひとつである食料と
飢餓をテーマに、一年間、活動を続けてまいら
れました。
 私は薬局の親父でありますから、さしずめ、
健康をテーマにと考え悩んだこともありましたが、
一年間一貫としてと言うのは、難しいと判断し
ました。
 私は、まずロータリーの誕生前後の世界の動
静をよく知るべきだと思い、世界史のにわか勉
強をしました。そして次に、ロータリーがなぜ
誕生したのか、当初の活動状況等を知りたく、
ロータリーモザイクを読みました。
 アメリカ合衆国は、帝国主義的な領土拡張政
策をさらに協力に推進していましたし、内政面
では、トラスト規制に効果をあげ労使紛争を積
極的に解決。中米諸国に介入し、1905年日露戦
争では、領土の間を調停しました。
 ロータリーが生まれた最初の5年間における
記録は、人間関係という重要な分野において、
計り知れない可能性をもつ運動が展開されたよ
うです。親睦と友愛の力という構想のもとに染
まったようです。
 その後、クラブ会員以外の人たちに対するサ
ービスの考えが叫ばれ、最初の公共奉仕が提供
されたのは、シカゴにいくつかの共同便所を作り、
その必要性を広く呼びかけた企画であります。
 クラブ奉仕に続いて社会奉仕に、そして職業
奉仕の活動も主張されるようになり、
"最もよ
く奉仕するものは、最も多く報いられる"は
1908年シェルドン氏によって着想されました。
 それから100年、今も奉仕の理想は、輝いて
います。今年、防府ロータリークラブでは、RI
会長、地区ガバナーの方針を心として、地域ニ
ーズに沿った社会奉仕の実践活動をしてまいり
ます。
 会員の親睦と友誼の増進のみならず会員以外
の人たちに対するサービスを心がけます。
 ・ふるさとを知ろう。世界を感じよう。
 ・奉仕の心を学び、実践しよう。
・温故知新、毎日が修行です。