「南 園 杯」

         橋 本 康 弘


 4月29日第5回南園杯が、きららドームにて開
催されました。参加チームは、小野田・萩・光・
そして我が防府RCの4チーム。山口県No1の座
をかけて試合の火ぶたが切って落とされました。
 主催者である南園元RI理事の始球式を皮切り
に試合が開始されました。それにしても、今年
81歳になられるとは思えないほどの素晴らしい
投球で会場は割れんばかりの拍手に包まれました。
 でも、始球式の投球練習に違和感を感じたのは
私だけではなかったはず……。さて1試合目、相
手は小野田RC、先発投手は家本監督。休み肩で
絶好調でした。新戦力久保田支店長のランニング
ホームランあり、入江君の2年ぶりのヒットあり、
田中助監督のいつもの緩慢なプレー有りと防府
良さが爆発し、15対3で小野田を圧倒しました。
 山口県No1の座をかけて決勝戦は宿敵光RC。
先発投手は満を持してエース福森さん。また一人
だけ色の違う紺色のユニフォームでの登場です。
試合の開催要項を全く読んでいないのか、はたま
たただ単に目立ちたいのかわかりませんが……。
 初回、1点を先制したのですがすぐに3点を返
され終わってみれば10対2の惨敗。
 紺色のユニフォームが悪かったのか、福森さん
がサンドバックの様に打ち込まれました。あそこ
まで打たれると気持ちいいもので、光のバッティ
ングに見とれていました。
 試合中、ふと疑問に思ったことがあったのです
が、ボールが外野に飛ぶとなぜかフェンスのとこ
ろまで転がっていました。きららドームはボール
が見えにくいのですが、特にレフトの久保田さん
とセンターの久保さんはひたすらボールをフェン
スまで追いかけていたのに対し、光RCの外野は
ちゃんとボールが見えていたのでしょう。きちっ
とフライを取ってました。試合の途中に松本前総
監督が「しかし、防府は打てんのう……」という
言葉が、暗いチームの雰囲気に更に追い打ちをか
けていました。
 以上、南園杯を振り返りましたが、上記に名前
の無い方は大した活躍はしておりません。あしか
らず、ご了承ください。最後になりましたが、当
日応援いただいた多くのメンバーの皆様ありがと
うございました。そして、仕事の途中に時間を割
いてパソコンを担当してくれた河村さん、忙しく
もないのに忙しいふりをする片岡さん、お手伝い
ありがとうございました。
 来年度こそは、皆様の期待に応えることのでき
る試合をしていきます。皆様、引き続き

応援のほどよろしくお願いいたします。