国際大会の思い出

       2004 〜2006 年・RI理事
           南 園 義 一
 1997年、スコットランドグラスゴーで開催
されたRI国際大会にはじめて参加してから、今
年6月、カナダのモントリオールの国際大会で、
14回目の参加になる。
 グラスゴーの国際大会はガバナーエレクトの
時で、防府クラブから澤田光穂さんと廣政 寛
さんが参加して頂き、大変感激したことを覚え
ている。
 グラスゴーと言う街は、スコットランドの古
い歴史と近代的な街並みが混在していて、高い
尖塔の付いた教会を訪ねると、礼拝堂の石畳は
つるつるに磨滅していて、古い歴史の深さを感
じさせられた。
 大会会場近くのホテルに滞在中、夜中に災害
警報がなり、全員退去の報に、真っ暗な非常階
段を下りて避難したことが、今でも強い印象と
して残っている。
 次の年、アメリカのインデアナポリスの国際
大会で地区ガバナーとして指名され、以来、国
際大会との縁が切れずに今まで続いている。
 その間、14都市の国際大会に参加・出席し、
また、RI研修リーダーや財団コーディネーター
を務め、特に、2004〜2006年・RI理事の2年間は
理事会やロータリー研究会、そして各種の研修
行事の参加のために世界中を駆け巡った。今で
も、RI長期計画委員会の委員を務めている関係
上、年に3〜4回はアメリカをはじめ、外国に出
ることが多い。その間、いろいろな思い出はあ
るが、皆楽しい思い出ばかりであるが、困った
思い出はスペインのバルセローナでの国際大会
の時、別送荷物が3日も遅れて到着し、大変困っ
たこと位である。
 シンガポールブエノスアイレスコペン
ーゲン、バーミングハム等の国際大会では、分
科会のパネリストを務め、国際大会と並行して
開催されるシニア・リーダーを中心に国際研究
会では、昨年のセッション・モデレターに引き
続いて、今年、2010年は長期計画部門のパネリ
ストを務めた。英語でのディスカッションは難
しいが、次第にその味が分かるようになって来
た。
 今年、カナダのモントリオールの国際大会
は、ロータリー105年、国際大会開始100周年の記
念すべき大会で、米国外最初のロータリークラ
ブ、カナダのウィニーペグRCを中心に盛大な記念
行事が行われた。来年はアメリカ・ニューオー
リンズで開催されるが、台風による大災害を克
服して、どんな国際大会が行われるか?楽しみ
である。