“この一年を振り返り”

     2010〜2011年度
      防府RC会長
       喜多村 誠
 
 先ずは在り来たりではありますが、お世話になった会員のみなさまにお礼を申し上げます。
 入会20年、還暦60才という節目の年に会長を仰せつかりそれなりに努力したつもりですが反省すべきも少なくありません。自身の至らぬ点に気付かされた一年でもありました。
“Feel it Do it, together”私の掲げたスローガンは『あなたにとってロータリーって何?それ一緒にやろうよ』とでも言うべきものでした。
 ある会員は『メーキャップもしっかりやって例会出席100%をめざした』とのこと、また『社会
奉仕、里山整備こそロータリー』『野球にかける熱き想い』といった声があり、一方で『魅力が減少、退会したい。定年のない団体。いつかは辞めるのだから…』想いは様々です。
 私は重点目標を四つ揚げました。一点目は地域への奉仕実践と活動のアピールを計ること。
 五大奉仕部門それぞれの活動がありました。気になった事は対外アピールについてです。人知れず黙々と…穏匿の美。私は広報なしに他人への理解は難しく無論評価もされずと思うのです。新しい人との出会いから会員を拡大する上
でも活動は広く知らしめられていることが大事と思います。
 次に会員の相互理解、相互扶助、親睦の推進を計ること。長く続く経済環境の低迷は私達の活動と無縁ではありません。価値観の多様化の中に魅力あるRCはどうあるべきか、105年に亘る異業種交流はより大事にされるべきでしょう。
 世代間交流も同好会活動もきっと私達の心を豊かにすると思います。
 防府RC中期展望を三番目に揚げました。55年にならんとする私達のクラブ、今後を見据えた取組が必要です。前年踏襲型から新しい一歩を踏み出す時期が来ました。伝統とは革新の連続であるとも言われます。会員の意識の変換も求
められています。
 さて最後は防府における三クラブの連携です。三クラブ会長・幹事会を開催し情報交換を密にしました。多くの情報を共有できることとなりました。輪番制ガバナー補佐等輩出、IM運営、連携協力の必要性も増しています。恒例の
三クラブ合同例会もより会員交流を深められるものにしてはどうでしょう。共同事業といったことも検討してみては……
 あれこれ述べてきましたが私見であります。
 会員それぞれがWhatisROTARY?”の議論を深め心をひとつに頑張っていきたいものです。
 おわりにあたり、事務局阿部さん元気になって本当に良かったね。みなさん有難うございます。