郡司 健氏(RI会長代理)のお話し

10月16日柳井市での地区大会に参加された
郡司 健氏(RI会長代理)のお話し
          
倉 員 謙 作
 
日系アメリカ人のこの人は、小さいころ日本
に住んでいたということですが、アメリカ人と
してアメリカで育ち、アメリカ人として事業を
営み、アメリカ人としてロータリアンになった
人です。
 見た目は日本人でも中身は生粋のアメリカ人
なんだなと動作や発言を見て感じました。
 しかし人の縁とは不思議なもので、50年くら
いのスパンを経て、日本に縁がありこうして地
区大会で出身地に里帰りできるんだなぁー…と
思いました。
 お母さんが柳井の出身であり、奥様が平生町
のご出身だそうです。なんでも奥様は若いころ
山東RCの事務員をされたことがあるそうで、
縁はますます不思議なつながりを見せます。
 彼のスピーチを聞いていくつかの発見とよろ
こびがありました。
1.英語部分のスピーチが聞けたこと。毎日AXNを
聞いて英語に慣れるということを2年続けてい
る成果でしょう。意味がわかるということよ
り、英単語が頭に飛び込んでくる、というこ
とです。とても驚きました。(意味が分からな
い部分は多々あります(笑))
2.彼のグローバルで他を思いやる国際市民とし
ての感覚。私に最も欠ける感性であること、
少なくとも国際視野はありません。しかし地
域や街の若い世代への視点はぜひ参考にしな
ければと思いました。
3.紹介された「ロータリアンとは」という英語
の詩にシビレマシタ。ロータリアンを熟年者
と置き換えて考えれば若者に、周りの人にな
にをすべきか、どういう心構えで生きればい
いかの示唆をいただいた気分です。
 いずれにしても、立派な人の生き様や人生観
は話を聞くだけで心がしびれます。6時半に起き
て、一日地区大会で柳井に居ることになるわけ
で、時間がもったいないなぁと不承不承参加し
ていた私ですが、11時からの15分間で、ああ今
日はいい一日だと思えることができました。
感謝。
追伸。
 誠英高校IACの女子生徒が数名同行していまし
た。「見知らぬオジサン」にきちんと対応でき
る生徒もいれば、トモダチのタメ口で話す子、
あるいは小学生か?と疑うほどの言動……様々で
す。帰宅して高3の娘に「かくかくしかじか」と
話し、気を付けるように……と苦言を呈しまし
た。娘は思わぬとばっちりに、かなり迷惑そう
な顔をしておりました(笑)