継続は力なり

           柳  勝 紀 
 
42歳、これからの人生、世のため、人のた
め、家族のため、我がため、10月10日体育の日
に、考えさせられる。より豊かな人生を願う気
持ちを如何に実現するか考えた。(今から30年余
前)その実現の為に、何より最優先は健康だと思
った。
 あれこれ、自分勝手に考えるが、中々思いあ
たらない。
 そのとき、出会った一冊の本、それは、健康
のために、「走れ、5分間でも」これだと思っ
た。
 「走れ、5分間でも」この本にはランニングの
働きによる、強化される筋肉・関係深い呼吸循
環器等が説明されている、「5分間、健康法」、
これだと思った。これならできる、一人で、自
由に、10月10日、体育の日、明日より早速実行
開始。
準備として
 ?トレウエ ?靴 ?時計 ?記録ノート
 昭和57年10月11日、実行開始、場所は佐波
 川、河川敷コース。
 「たったの5分?」最初は簡単で、ものたりな
い距離である(5分は500mを折り返す時間程度)
「毎日5分走る」毎日記録する、「継続は力な
り」3日坊主になってはならないと誓う。
 継続するための3条件として考えた
  ?・毎日、タイムを計る
  ?・毎日、記録する
  ?・朝、出勤前の時間活用
 3日・10日・30日・と「走れ、5分間でも」抵
抗なく続く、走る心地よさを感じる5分が6分に6
分が7分に、そして10分とタイムを増し、距離も
延びる、走る快感を体感し始める。
 走ることが楽しく感じ出す、ランナーズの本
を愛読、走る仲間との出会い、朝、出勤前に5分
走り、タイムを計り、記録し、シャワーをあ
び、出勤する。規則正しい生活が習慣化され
る。
 走ることが生活の一部になり、走る喜びから
レース参加への意欲、仲間との出会いで、走る
大会に誘われ、参加に向けての練習?競争心?
意欲?が自然に湧く?
 3ヶ月・6ヶ月・1年と自然に走ることに、体も
慣れ、走る距離も時間も多くなってくる。地元
での開催の青年団主催の貞永杯ロードレースの
参加から競技参加への緊張や、走る喜びと、楽
しさを感じ次々と大会に参加する。
主な参加記録メモ
地元で開催…貞永杯、浜村杯、防府市内駅伝競
走大会に参加(防酪チームで、23回)
県内の大会…秋吉健康マラソン大会、宇部健康
ラソン大会、防府読売マラソン大会参加等(
フル3回、10キロ5回)
県外の大会…広島健康マラソン大会、明石大橋
開通大会に参加
国際大会…宮崎世界陸上マスターズ大会(5キロ)
国外大会…韓国慶州桜マラソン大会(10キロ)
 年齢とともに、走る時間、距離を落とし、今
は原点の、「走れ、5分間でも」に戻し、毎日5
分間、走ることで、健康管理につとめており、
これからも努めたい。健康のために何か継続し
よう。