「2012ガバナー杯」

          橋 本 康 弘

 1つ勝てば、次の試合はIM、決勝戦はクラブの記念
コンペの日と防府RCの日程に合わせたかのように、
2012年のガバナー杯が開催されました。井藤会長、南
園元RI理事らとともに前夜祭へ。フラメンコとよさこ
いが有ったような記憶があります。
 監督が抽選会で「1番」と書かれたボールを引いた
後、何事もなかったかのようにそのボールを箱に戻
し、再度引き直し「防府、4番」と司会にアピール!
「何でもアリ?」と桝野さんと顔を見合わせてしまい
ました。
 1回戦は、広島東RC。監督に「どんなチーム?」と聞
かれるが、ロータリー歴5年の私に聞かれても知るわ
けがない。少しいらっとしながらも「よくわかりませ
ん」と平常心を装い返答した私は、ロータリアンとし
て確実に成長していることを感じました。
 試合は15対6で圧勝!ルーキーの杉山さんと、河村支
店長が出場するも大した活躍なし。加藤幹事が捻挫し
たことと、入江さんが2年ぶりにヒットを打ったこと
ぐらいでしょうか。MVPは杉山さんが受賞。受賞理由
は不明。
 2回戦は、広島安芸RC。エース福森が、満を持して
登板。結果的には19対4の圧勝でしたが、エラーが6つ
もあり次の試合に不安を残しました。子どもの前で父
親の威厳をみせた福森さんの本当のレフトオーバーの
2塁打、河村支店長の初ヒット、捻挫の影響で力みが
とれた加藤幹事のセンター前の2本の快打と随所に防
府の良さが出た試合でしたが、河村支店長の子どもみ
たいなガッツポーズだけは我喜屋さんに怒っていただ
く必要がありと判断いたしました。
 準決勝は、鞆の浦RC。橋本の力投で2安打に抑える
も、不運な当たり・エラーが続き、6対4で惜しくも敗
退。それよりも、控えの選手が松本さんだけという事
態でよく対等に戦ったと思います。ただ、河村支店長
の野球経験者とは思えないポロリと、監督のパスボー
ルだけは一生忘れることができません。
 3位決定戦は、念願のズームズームスタジアム。相
手は三次RC。途中まで、7対1とリードし優位に試合を
進めていました。大会本部も賞状に「三位 防府RC」
と書き込んでしまった。原・桝野・久保の黄金リレー
で勝つ予定だったのですが、どこで歯車が狂ったのか
は覚えていませんが、試合が終わった時には8対7で逆
転されていました。表彰式では、もちろん3位の三次
RCには賞状が無く、勝ったのに大会本部関係者に敗者
扱いされる始末。挙句の果てに、「防府が負けるから
悪い!」と怒られてしまった。
 冷静に敗因を分析してみると、1回の裏に肉離れで
退場したキャプテン、大事なところでエラーをしてし
まった面々、球場の雰囲気にのみこまれ四球を連発し
てしまった投手陣とその選手を起用した監督の采配。
よく考えてみると、負けるべくして負けたような気が
いたします。「小さな気づきが大きな成果を生む」我
喜屋さんの言葉をもう一度選手それぞれが自覚し、実
行していけば優勝もそんなに遠くないと思いました。
あくまでも自覚すればの話ですが……。
 追伸 河村支店長と同じ部屋で寝ると、朝まで豪快
ないびきと軽快な歯ぎしりが堪能できます。ご希望の
方は、7月の甲子園大会で同部屋を予約させていただ
きます。