古希の同期会とボランティア

          中 村 明 人

 高校の同期会を5年毎に開催しますが今年は古
希を記念してお世話する幹事の熱のこもった会
に成りました。
 クラス毎に2人ずつ、男女5クラスですから20
名の幹事が4か月かけての準備をしました。
 打ち合わせ会では真っ先に話題にのぼるの
が、健康や孫の話ですが「わしは何にもしちょ
らんが長生き出来るかいねー!」とか、いろいろ
ですが、ご主人が亡くなられた方が以前よりも
元気なのには驚きです。それをどのように理解
をしたらよいのか、ご主人からの解放のせいです
かね?まさに井戸端会議のような幹事会でした。
 8月11日の土曜日に出席の登録者が103名でし
たが、当日早朝の豪雨のため、山陽本線一部不
通等により、3名が欠席になりました。
 一番遠くから来られた千葉の男性による乾杯
の音頭で始まり、「中村さん私を覚えていますか
?」と声を掛けられました。小学3年の時の校長
先生の娘さんで、お父さんの赴任先により転校
してこられた方でした?。横浜からの参加で、思
い出せなくて失礼しました。
 大変残念な事ですが、同期500名の内2割の100
名の方が死亡をされています。5年後に皆元気で
の再会を誓い閉会しました。次は75歳です!。
 さて、自慢話ではありませんが、保護司を17
年続けており、あと1年半もすると最古参になり
ます。75歳が定年です。
 職業柄、刑務所や少年院の出所者の就労担当
保護司として長年勤めて来ました。
 出所した彼らの生活の基盤は先ず収入を得る
事です。働き先が見つからずぶらぶらしている
者は必ず高い確率で再犯を犯します。
 犯罪予防の観点から地道な仕事ですが、柳さ
んは保護観察所の民間の就労支援の会の会長さ
んを長年やっておられ、羽嶋さん?・中司さんが
そのフォローをされておられます。ありがたい
ことです。