雑誌月間を活用しよう

  2012−13年度ロータリー財団管理委員長
  ウィルフリッドJ. (Wilf) ウィルキンソン

 ロータリーは、人々が親睦の下に集まり、そ
のことが世界でよいことを行うという結果につ
ながる、という愛の物語であると、私は国際ロ
ータリー会長だった時に述べました。
 ロータリアンの活動により地域社会や人々の
生活が改善される様子を何度も見てきました
が、これらの活動は、多くの場合、地域社会の
ニーズを特定しようと、クラブ会員が例会で話
し合ったことに端を発しています。
 4月は、ロータリアンやロータリークラブがよ
り良い世界を目指して活動していることを示す
良い機会です。
 4月には世界保健デー(4月7日)、アースデー(4
月22日)、地雷に関する啓発および地雷除去支援
のための国際デー(4月4日)などがあり、いずれ
もロータリーの6つの重点分野に関連していま
す。
 これらの機会を生かして、ロータリアンは効
果的な奉仕を実施できると思います。
 地域社会、そして世界があればこそ私たちは
活動できるのですが、その活動を語り、世界に
認識させる義務があるのです。この義務を果た
すために、地域雑誌を支援するという方法があ
ります。特に4月はロータリーの雑誌月間でもあ
るため、絶好の機会となります。
 ところで、このこととロータリー財団とはど
んな関係があるのでしょうか。
 大半の活動には資金が必要となりますが、ロ
ータリークラブは、ロータリー財団の地区補助
金や、大規模な活動を支援するグローバル補助
金を利用できます。そして、ロータリー財団
と、世界でよいことをするクラブ活動を支えて
いるのは、皆さんからの寄付にほかなりませ
ん。
 ポルトガルリスボンで開催される国際大会
の場で、2012〜13年度、すべてのロータリアン
による寄付が実現したと発表できることが、今
年度の私の目標です。