ゴルフ幹事の話

                  
       ゴルフ幹事 片 岡 謙 一
 
ゴルフは3回も楽しめるゲームだ。すなわちコ
ースに行くまで、プレー中、プレー後である。
ただし内容は、「期待」、「絶望」、「後悔」
の順に変化する(アーサー・バルフォア)。
 この言葉は、まさに私が毎回感じていること
である。
 もともと、スポーツといえばバスケットをし
ていたが、さすがに50歳に近くなると若者の相
手をするのに無理が生じてきて、今では体を動
かすことは「ゴルフ」が中心で、他はたまに行
くスポーツジムだけとなってしまった。
 ゴルフというスポーツは不思議なもので、や
ればやるほど上手くなるかというと、そういう
ことでもなく、あまり練習してなかったころに
「77」というベストスコアを出して以来、練習
すればするほどスコアが悪くなって、最近では
100近辺を行ったり来たりという状況である。
 さて、話は変わって今年度から幹事を務めて
いる防府RCのゴルフ同好会であるが、ここ最近
は参加人数も少なく寂しい限りである。幹事と
して、多くの方に声を掛けさせて頂いている
が、多くて2組、少ない時は1組しか集まらな
い。
 さらに、今年は、防府南RC・防府北RCと共に
開催していた3RC合同ゴルフコンペから、防府
RCが脱退するという事件が起こったため、さら
に参加人数が少なくなってしまった。
 私がゴルフをしていて楽しいと思うのは、自
分のスコアが良ければ、なおさらだが、同伴プ
レイヤーに恵まれた時だと感じる。防府RCの会
員はもちろんであるが、防府南RCや防府北RCの
方と1日ご一緒させて頂き、ゴルフの話や仕事の
話をして、いろいろな事を教えていただける機
会を得ることが出来る。そんな機会を得ること
ができる場所は貴重だと感じるわけで、さらに
もっと賑やかに多くの方に参加していただける
コンペになるといいなと思いながら、幹事とし
て声を掛けさせて頂きますので、快く参加して
くださると助かります。
 少し前に「仕事ができる人は、なぜゴルフも
うまいのか?」という本がありました。これは、
元々ゴルフインストラクターだった人が突然、
会社の経営を任されたときに、ゴルフにおける
思考がビジネスに生かせると感じて書いた本で
す。
なんとなく実感できるなと思います。