出席委員会からのおたより

         出席委員長
          世 良 廣 治

 出席率を上げるために出席委員長として考え
を求められました。残念ながら私に明快な妙案
は見当もつきません。
 かつて防府ロータリークラブにあっても高い
出席率を誇った時代がありました。例会と出席
についてはロータリークラブの中核をなす要諦
事項ではありますが、近年会員減少傾向に会員
の増強も芳ばしくなく、会員減少への危機感に
ついては共有するところであります。このよう
な背景のなか出席率を上げることのお願いも湿
りがちです。何とかしなければと反省しています。
 南園義一先生は、魅力ある例会作りの努力が
出席率向上にも繋がるのでは、とおっしゃって
いました。思い返せば32年前、私が入会した頃
ですが、魅力ある講師を、ロータリー年度25〜
29名招請、充実した楽しい例会運営であったと
記憶しています。当時のプログラム委員長は大
変であったと思います。卓話講師の招請も検討
価値はあると思います。
 
 別の角度から出席の意義について考えて見た
いと思います。私たちはこの例会を慈しみ、思
いやり、平等、倫理といった道徳的精神文化を
育む場として、又、専門職、碩学の方、教養人
格共に優れた方々と交わる時間を有することに
よって、人間陶冶、切磋琢磨研鑽の場を例会場
は提供しています。例会に出席できることは私
たちの特権であり幸せなことだと考えています。
 
 会長・幹事以下例会運営に携わられる方々の
ご労苦はいかばかりかと思います。各会員にお
かれまして、年度出席回数を1回か2回でも多く
出席頂き、友情と絆の証と頑張って頂きたい。
会員数が少なく推移。例会場が寂しく感じられ
る日もあります。
 今期、防府ロータリークラブに有能な若い会
員が増えることは明るいことです。一方で欠席
事項について、明快な提案ができなかったこと
は残念です。欠席理由不明の皆さん、出席お願
いしますいね!